初等学部の理事長で、幼稚園の園長でもある港先生の熱い想い

第2回学校説明会

このところ学校説明会には多くの保護者が参加してくれる。これが全員入学してくれればいいのだけれど、そうはいかないのが現実。もっとも全員が入学するとなれば定員を軽くオーバーしてしまう。まあそれは夢みたいな話だ。英語を特化するとか、大学や高校入試に関してビシバシと特訓するなど、定員を満たす方法はある。そんなことは学校を創る時から考えていたことだが、自分の背丈以上なことは長続きはしないということでことごとく止めてしまった。行く先の理念は幼稚園と一緒で『生まれてきてよかったろ』ということで、『幸せ』を求めていくことに決めた。

『幸せ』の原点は『自分を生きる』ということだ。12歳や18歳の学業の成績は『幸せ』を担保するものではない。誰もが言っているし承知している。しかし学校の成績に比重がどうしてもかかってしまう。それはどのような結果をうむかと言うと、アンバランスな性格や、ストレスをため込んでしまって、何処でそれを爆発させるかということを考えていて陰湿になりやすい。勿論学業に長け、バランスの良い性格で素晴らしく育つ子もいる。そういう子は、殆どが自己選択のできている子だ。自分を生きている子だ。

だから私は自己主張をし、自己選択のできる、主体をしっかりと持った子を育てることに専念することにした。必ずこのような学校が必要になることを確信している。activelearningが声高に叫ばれているけれど、それこそ青葉台の日常の生活ではないか。