初等学部の理事長で、幼稚園の園長でもある港先生の熱い想い

AOBADAIexciting festival

青葉台ミュージックフェスティバルが今年から改名して、「AOBADAI-excitingfestival」となった。ミュージックがエキサイトに変わっ ただけのことだが、よく見てみると、出し物の幅が広くなってまさにfestivalというような感じがする。一人残さず子どもたちの笑顔がよい。一人一人 の心が躍動している。生き生きとしていて、自分は生きているというようなことを強く自己主張している。それも一人として残さずだ。学校、子ども、保護者が 一体となっている。感動して何度も目頭が熱くなった。

何度でも子どもたちに拍手を送りたい。基本的に伸び伸びと、堂々と生活を送れないと だめなのではないか。その上で学習もしっかりとやるということならば、その子は素晴らしい人生を送ることができるだろう。学習すると言っても、学習の種類 はたくさんあって、文科が配っている教科書の中身だけではあるまいと思う。要は、何でもいいから自分が興味を持ったことに、飽くなきチャレンジをするとい うことができれば立派な人間になれる。必ずしも学校での成績とは一致しないのではないか。

世の中に出て幸せになれると言うのもまた学校の成績はあまり関係はない。どこの有名大学を出ようが、幸せそうではない人を何人も見ている。多分多くの人がそう見ていることは確かだ。なのにそういった幻 想が根強く残っているのは、子どものせいではなく世の中を形成している大人たちのせいであろう。そのようなことが学校の教師を縛り、子どもたちを縛ってし まう。もっともっと楽しい学校生活を送れるはずなのに、もっと子供たちを自由にしてやりたいと心からそう思う。