初等学部の理事長で、幼稚園の園長でもある港先生の熱い想い

文章が長い?

文章は短く簡潔にというのは昔からよく言われている。『娘泣かすな馬肥やせ』とか『おやじ元気で金送れ』的な短文にして明快な文章は、このブログにはそぐわないだろう。幼稚園の子ども達は皆ニコニコ今日も元気、合わせて初等学部もニコニコ元気、全く平和な日であった。では読む人も嫌になってしまうだろう。

私は思ったことや書きたいことを読み手を意識して書くのではなく、自分の気持ちを素直に吐露している。だからたまに身内の者から検閲が入る。時には削除するなど強行にされる場合もあるけれども、私があくまでも拒否すればそのまま掲載されてしまう。ブログは私にとっては滋養強壮剤みたいなもので、楽しみな時もあれば憂鬱な時もある。

私がこの世から去って行ったときに、この学校やら、幼稚園の子ども達にどのような気持で接していたのか。またはどのような思いを持っていたのかなどが参考になる。だからこのブログが、私の後に続く者たちへの道標になれば意を得たりである。保護者は毎年変わるけれども、幼稚園や学校を運営していく者にとっては、ぶれない変わらない信念がないとならないから、たまにこのブログを読まないとならない。

最近動画や漫画に押されて、小説を読むと言う子どもたちが少なくなった。小説だけではなく活字を読み込むと言うことが苦手だと言う子が多い。文章に表れた人の心情とか情景などが、読みながらにして浮かんでくるようでないと、国語の長文の理解は不可能だ。4年生以上になるとこれが結構つまづきになる。算数の問題も『何を言っているのか分からない』ということになるから、読み聞かせは本当に大切だ。