初等学部の理事長で、幼稚園の園長でもある港先生の熱い想い

お詫びが見えない?

終戦後進駐軍が日本統治をするために、場所ははっきりとしないが、保険会社か今のホテルになったいるところにGHQを置いた。教育部門とか、憲法を改正する部署とか、治安を維持する部署とか、一刻を統治するのだから様々な部署が出来上がって、マッカーサー元帥がその頂点に立った。東京裁判の日本側の裁判記録と、連合国側の記録が著しく違っていることに、日本の文化人たちはその検証をしないでいる。日本側の言い分として、日本の当時の弁護団長たちの分厚い記録があるから、読んでみると情けないほどずさんな裁判であったことがはっきりする。

戦犯の重光葵の弁護をしたアメリカの弁護士が、『戦勝国が敗戦国を裁くこと事態公平な裁判ではない』とか『一般市民への無差別攻撃はしてはならない、という戦争犯罪を問うならば、私は広島や長崎に原爆を落とせと命令した人物を知っている』ということを発言した、アメリカの陸軍中尉がいた。日本の弁護士ではない米国の弁護士である。その時に法廷は一時通訳が切れてしまって、日本語通訳がされていない。そして居並ぶ判事の中から(キーナンだと思う)『我々は日本の言い訳を聞きに来ているのではなく、彼らを裁くために来たのだ』と、私は戦勝国の思い上がった言葉を知っている。だから日本人が自ら東京裁判の結果に従順になる必要なんて全くない。戦後70年も経過しているのだから。

今度の安倍総理の米国訪問に中国は不快感を示しているという。米国の腐心した日本人の心の解体の一つに、永久に罪意識を刷り込むことと言うのがある。韓国も一緒になってやっているけれども、今回の訪問でも記者会見の中で一番最初に出て来たのが慰安婦問題である。韓国政府が米国広告会社と月ぎめ契約で、日本たたきを依頼している結果である。韓国はベトナム戦争で米国と一緒に戦い、現地では韓国軍は一般市民に平気で危害を加えるなど軍規がたるんでいて、青鬼と呼ばれて最も市民に恐れられていた。そんな国にとやかく言われる筋合いはない。米国ジャーナリズムも二三流の金目当ての記者もいるし、正義は米国司法の専売特許ではない。『お詫びが見えない』など、日本人のくせに外国の思うつぼのような意見を言うことのないようにしていただきたいものだ。

学校の教務は順調にいっている。昼食作りなど教務外では、このようになればいいのにな思うこともある。昼食は学内で作ると、人事などで余計な心配を増やしているようなもので、仕出し屋に頼んだらいいのにと思うことがある。一度仕出し屋に頼んだ給食を出したことがあったけれども、何らかの理由でやめた。学校で作った方が安上がりだと思っている人がいたら大間違いで、仕出し屋の方が安上がりになる。現状ではどちらでやったからと言って、どちらがよいということもない。現在は学年で食べているようだけれども、ファミリアで食べる様な提案がなされればよいのにと思っている。