スマホの影響
60年以上前に登場したテレビ。普及し始めると「テレビを見ているとバカになる」と言われるようになった。
私も聞いたことがあるけど、みんな見ていたから気にならなかった。この、「みんなしているから気にならない」という状態が、スマホに対する今の世間の感覚ではないかと思う。
スマホもテレビも、見ている時の脳の状態は良く似ていると聞いた。前頭前野の働きに関係する。特にスマホは働きがストップしてしまうそうだ。
前頭前野は、人間が人間らしく生きるための大事な部分だそうだ。
子どもを守るためにできる工夫はないかと思っているが、そんなときに飛びこんできたのが、オーストラリアのニュース。
オーストラリアで、「SNSの使用を16歳まで禁止する」というニュース!
”オーストラリア議会は、11月29日までに16歳未満の子どもがSNSを利用することを禁止する法案を可決しました。
アルバニージー首相は29日朝、記者会見を行い「今回の法律で親と子どもの会話が変わり、その変化はオーストラリアの子どもたちにとって害を少なくし、より良い結果をもたらすことになる」として、子どもと保護者のための法律だと述べました。
この法律は、SNSの運営会社に16歳未満の子どもが利用できないような措置を講じることを義務づけるもので、違反した場合は最大で4950万オーストラリアドル、日本円でおよそ49億円の罰金が科されます。
保護者や子ども自身への罰則はありません。
オーストラリアでは近年、子どもたちがSNSにのめり込み、日常生活や心の健康に悪影響が出ることへの懸念が高まっているほか、悪質ないじめにあったり、性被害にあったりする事態が相次ぎ、保護者を中心に規制を求める声が高まっていました。
オーストラリア政府は、利用者の年齢を効果的に確認する方法を検証した上で、1年後をめどに施行したいとしています”(以上NHKニュースより抜粋)
やはりスマホを含めネット社会になるほどに色々な危険性があるのだ。
その危険が子ども達に起きないよう、世の中の大人が、子どもに関心を持つ優しい社会にさらになると良いなと思っている。