時代の変化の中で園長先生の考えはどう変わりましたか。

子どもたちをどう育てて行けば良いのかという基本的な保育理念は変わりません。
核家族化が進み書物による情報が氾濫し、その整理だけでも母親はクタクタです。
そのために幼稚園は正しい情報を伝える発信基地でなければなりません。
それが”どんぐりくらぶ”という1~2歳児の保育になったわけです。
あるおばあさんが言っていました。「今の若いお母さんたちは偉いもんだ。じいさんばあさんに頼らなくても結構やっていける。毎日子どもと向き合っているのは大変なことだよ。」と。
その言葉を聞いたとたん「こうやらなければだめだ」ではなく、私自身がもっとお母さんたちの中に入って「たまには息を抜きなよ」と言わなければならないのだということに気がつきました。
預かり保育も給食も、それこそ心配しないで一緒にやって行こうというアピールなのです。