おしえてくれて、ありがとうございます(青葉ファーム)

 

「おしえてくれて、ありがとうございましたぁ!」

 

 

 

きみのいつもの、口ぐせ。

めんどくさいなんて、思わないよ。

 

 

きょうは『プレオープン』の準備の予定でしたが、

週番の子が機を利かせてくれて、『ファミリア発表会』に向けての

活動になったんです。

 

 

プレゼンの班。

 

 

 

劇(げき)の班。

 

 

クイズの班。

 

クイズの班では、5年生の男の子がパワーポイントを使って…

 

あれ? どーしたの??

 

 

1年生の子は、まだパソコン入力が苦手なので、

タイピング(文字入力)の練習をしています。

(ローマ字入力を学習するのは、一般的には3年生からです)

 

 

分かりますか? 彼、泣いてるんです。

 

できなくて。

くやしくて。

 

 

でも、やめたりしない。

もういいよ、ってならない。

だからあまい言葉も、かけたりしない。

 

ただ、できた時は すごくすごく褒められるんです。

 

 

表情をみてくださいね。

 

 

この感情を、、、引き出したい

それが、私たちの努力です

 

ほらっ、上級生に教えている、こんな場面も。

(教師は、あえて距離をおいて見守るようにしています)

 

 

Q.今日の感想は?

A.きょうはキーボードのしゅぎょうをしたので、はやくできるようになって、

 クイズをパソコンでつくれるようになりたいとおもいました。

 

 

 

 

 A.わたしは今日、げきの台本をつくる時にいっぱい意見を言えたので

 うれしかったです。

 

(自分の意見を言うだけでなく、まわりの友だちの意見も聞いたりして がんばってくれたんでしょ!

 上級生の子が帰りの会で、『今日のヒーロー』で伝えてくれていたよ^^)

 

 

 

A.意見と意見が合わさって、アイデアを生み出すことができたので良かったです。

 劇をやるにしても、つまらないよりはたのしい劇のほうがよいと思うので、

 たのしい劇をみんなでつくりたいと思います

 

― きみの言う「みんな」は、きっとほんとうに、「みんな」なんだよね。

 そして、今年はその「みんな」の中に、ちゃんと「じぶん」を入れることができている!

 成長のあかし。だって、それはステキなわがままだよ♪

 

 

 

先生のおはなし。

 

 

報告をするひと、週番さんもそうですが、

自分が伝えた内容に反対されたり、べつの質問をされたりすると、

ドキッとすることもあると思うし、答えに迷ったりもすると思います。

 

でも、それは成長するきっかけなんです。

 

聞いているほうも、返事がよくできていますね!

でも、「分かりました。」「大丈夫です。」って、

なんにでもそう、言っていませんか?

 

そう応(こた)えるだけって、、じつはけっこう

楽(ラク)だったりしませんか?

 

それはお互いにとってほんとうに大事なやりとりには

ならないと思うんです。

 

それは、きずなじゃない

 

 

受け取った言葉を、しっかり考えて、

そのあとで、ちゃんと投げ返す

 

それが、おたがいを成長させる、

「クラス」という絆なんですよ。

 

 

質問をされちゃったとしても、それはミスしちゃったって受け止めないで。

「足りなかったことに気づけた。」「必要なことを教えてくれた。」

そんなチャンスだと とらえてください。

 

 

 

「おしえてくれて、ありがとうございます」

 

そのこころ、すごく大事です。 

 

だから、その言葉に心を込めて。

心がこもっていると、もっと大きく高く

きっと飛べるよ

 

 

ちゅんちゅん♪