茉莉のメリーゴーランド(青葉ファーム)

忘れ物の多いきみでも、
忘れることは、できないだろう

今日の放課後。

あれは、与えてもらったんじゃない。
だって…それはきみに、返ってきたんだ。

きみは、やっぱり ひとりじゃなかったろ?
気づいて、いっしょにいてくれる人が いたよ。

信じていいよ。

じぶんの正しいと思ったことを、
信じていい。

自分に自信を持てない そんなきみでも、
私の言葉なら、信じられますか?

君がだれかに捧(ささ)げた優しさは、
めぐり巡(めぐ)って、やがて
きみの元(もと)に 届くだろう。

…いや、きみは本当は自分でも
きっと、気づいているはずなんだ

帰る前に、お空に
ちゃんと確認 したはずさ

大事なモノが、大切にしていたモノが、

たった一言、それだけで、きみからはなれていったりしない。
だれも、きみから奪うことなんて できないことを。

 『信頼の貯金』

うそだと思うなら、
そのノートを 見返してみるといい。

積み重ねてきたものが、そこには消えずに残されている
それが『物語』の、真実です。

きみの七つの色の中に、「自信」なんて、なくていい。
代わりに、信じ続けてあげるから。

自信を持つより、勇気を持とう。

勇気のタネに、思いやりの水をあげる、
ただそれだけなのさ。

大丈夫。枯れそうでも、なかなか芽がでなくても、
私が太陽となって、照らし 続けてあげるから

ちっ素・リン酸・カリウム、すべてコミコミの
光の雨。いつか、花が咲くのを期待して、

君は優しさを、届けてよ。

今日も、だれかを笑顔にしてよ♪