頑張れ受験生!(9年生)
今日は、初等学部を中心に遅刻・欠席者が多い日でした。
春休み明けの疲れが出てきたのでしょうか。
寒暖差のある気温に体がついていかないのでしょうか。
ちなみに、4月の保健目標は「自分の体を知ろう」です。
身体測定もある4月。
数値で表された明確な自分の体について知るのももちろん、
感覚的な鋭いセンサーをみがくことも必要ですね。
今日、学力調査を実施した9年生はこんなセンサーを働かせていました。
(健康面のセンサーではなく・・・笑)
回答用紙をちらっと見た9年生。
「あ、これ、絶対に関数の問題だ。」
「ここは連立方程式を解く問題。こっちは、え?なんだろ。」
「中2内容ではないからきっと中1内容の問題なはず。平行移動な気がする。」
勉強をしていない。頭に何もインプットされていない。演習に手をつけず。
そんな状態だとしたら、
このような会話は生まれない。はず。
ましてや、このようなセンサーは培われないですよね。
子どもたちの鋭いセンサーが働いた瞬間に、
授業に集中して頑張っている
子どもたちの日々の努力を感じることができました。
感覚的に出来なかったと感じた教科の試験後には
ぐでっとショックを受けた姿を見せ、
「先生、私できなかった。」と話しかけてくれました。
できたと感じた教科の試験後には
「全部回答がうまりました!」
「〇〇の問題、好きだった。」と話しかけてくれました。
9年生は2人。
人数は少ないけれど・・・・競争心は起きるかって?
人数が多くて生まれる競争心もありますが、
9年生は2人で、さらには、共に受けている全国の同級生の結果を見て
目に見えない相手とこれまでも戦ってきました。
でも、そんなことよりも
出来なかった教科の試験後に落ち込める子であること。
出来た教科の試験後には嬉しそうに問題を振り返ることができている子であること。
何よりも、「自分自身と戦える子」になっています。
競争心は自分の中で自然と芽生えています。
悔しければ、やるしかない。
高みを望むなら、頑張るしかない。
ガッツを忘れて落ち込むだけなら、変化なし。
人のせい、問題のせいにするなら、変化なし。
頑張れ受験生!