サマースクール講座【虫の眼になって考えよう!】

 今日の講座は,虫の眼になって,自然を知ることをテーマに活動していきました。

教えてくださったのは,本校のゲストティーチャーのニハソノさんです!!

 

数日前に設置していただいた40こ以上の仕掛け(ピットホールトラップ・衝突板トラップ)にいる虫たちを

回収して,虫の名前や行動範囲,えさや苦手なもの等,さまざまな視点で虫のことを考えていきました。

 

地面の仕掛けの中にどんな虫がいるのか見ている子どもたちです。

 

ダンゴムシやバッタ,コオロギ,セミなど普段から学校でよく見る虫はもちろん

タマムシ,マイマイカブリ,フン虫,アオムシ,土ハチ等いろいろな虫を見つけることができました。

 

 実体顕微鏡で小さな虫を観察したり,詳しい図鑑の中からどの虫を見つけたのか調べたり

調べ方の知識も広げることができたように思います。

 

例えば,今回見つけたヤマトタマムシ。ヤマトタマムシがいる木はエノキの木。そのエノキの葉はどんな葉か。

子どもたちは,エノキの葉を見て触って,どの葉か見分けがつくようになりました。

エノキを知ると,お昼ごろヤマトタマムシに会える!ということも知ることができましたね!

 

午後は,採った虫たちを標本にするやり方を知りました。

 

オアシスで見つけたギンヤンマも標本になりました。

 

暑い中でしたが,元気な子どもたちは午後も虫とりを楽しんでいました。

「とれない虫もいたけれど,とれた虫もいてうれしかった」

「虫の採り方や調べ方などいろいろなことが知れて,よかった。楽しかった」

と感想を話す姿もありました。

 

今回学んだことを次の学習に活かしていきたいと思います。

ニハソノさん,ありがとうございました。