選択授業「ミシンマスター」(9年生)

選択授業「ミシンマスター」では、

まず、部品チェックや糸通しや糸調子などセッティングについて学んでいます。

 

部品やセッティングを知っていく中で、ミシンの調子を整えたり

故障の原因をさぐったりしながら、機械を上手に動かすこともできてくるでしょう。

 

ミシンを使う「ミシンマスター」を選択した子どもたちの中には、

2年生・3年生・4年生もいます。

5年生以上の上級学年とペアを組み、2人で1台のミシンを使っていますよ^^

 

さて、ミシンマスターの授業に関するエピソードを2つ紹介します。

 

【エピソード①】

9年生が、授業開始と共にある提案をしてくれました。

「先生、今日、自分のペアのAくん(2年生)がお休みだし、

Bくん(2年生)もペアの人がお休みで1人みたいだから、一緒にやっていいですか?」

 

【エピソード②】

9年生の日誌にこんな感想が書いてありました。

「〇〇くん(ペアの2年生)の布の切り方がすごかったから、次回の授業で切り方を

教えてあげたいと思いました。」

 

 

 

2つのエピソードをへて、どんな気持ちになりましたか??

 

本人達にとっては、何気ない1つの心遣いかもしれませんが、

私は、感動しました。

そういう想いになるんだ!!!そして、そう(行動)してあげられるんだ!!!

姿を見ていても、考えを聞いても、想いを感じても、共に生活している中で

グッとくるくらい、子どもの素敵な心を感じる事があります。

それは、とてもとても嬉しいこと。

冷たい言葉や心無い行動を見ると、怒りではなく、悲しさを感じます。

優しい言葉やあたたかさを感じた時には、嬉しく感じるのです。

 

 

ミシンマスターにはたくさんの学年が参加しているし、たくさんのいい出来事が

もっともっと起きていますが・・・9年生のことばかり紹介してしまいましたッ(ノ。‐ -)ノ笑

 

皆さんも、このエピソードから子どもの素晴らしい心遣いを感じ、

一緒に嬉しい気持ちになっていただけたら・・・・・嬉しいです。笑

 

 

 

今日は、妹への誕生日プレゼントを完成させたい!

と中休みにミシンを使いにきた子もいました。

誕生日のお祝いは今日の夜なんだって☆

プレゼント、喜んでもらえたら嬉しいね!!☆