元気になる団子汁(チーム①)

元気になれるだんご汁

 

 みさき町にあるみさき峠茶屋を知っているだろうか。町の中心から二キロほど離(はな)れた、海のよく見えるみさき峠にある。ここのだんご汁がおいしいと聞き、峠の茶屋に行ってみた。

 だんご汁を注文する。値段はカニやエビの海鮮が入って千二百円とお得!峠から見える海の景色を楽しんでいると、だんご汁が土鍋(どなべ)で運ばれてきた。蓋(ふた)を取ると、たくさんの湯気と共に海産物を煮たいい香りがした。カニとエビ、イカなどがきれいに並んでいて美しい。スープをいただくと、魚介(ぎょかい)のだしが効いていた。魚のすり身のだんごはひと口サイズで腰(こし)があり、カニやエビとのバランスがいい。ほかにもみさき町で捕れる海産物がたくさん入っていた。一口食べてみる。気づいたら「おいしい!」と言っていた。なるほど、これは元気になれる。

 じつは、みさき町を訪れた観光客に、「みさき町で何がよかったか」というアンケート調査を行った。その結果、なんと「みさき峠茶屋の海鮮だんご汁」が、観光名所に交じって三位に入っていた。それが十分納得できる味だった。みさき峠茶屋自慢の海鮮だんご汁を是非、ご堪能あれ。

 

 

 

≪工夫したところ≫

1 物語風に推敲したところ。

2 読者への問いかけを入れたところ。

3 思わず食べたくなるキャッチコピーを入れたところ。

4 最後の文には、印象に残る言葉を入れたところ。

5 続きを読みたくなる言葉をたくさん入れたところ。

 

 

≪授業を振り返って≫

1 印象に残る言葉を考えるのが大変だった。

2 三チームで同じ文章を推敲したが、全く違う文章ができて面白かった。

3 社会に出てから、文章を推敲できる力はとても役に立つと感じた。