無限マスト∞

マストという言葉を、本校では子どもたちが自分たちで決めるクラスごとの「めあて」「目標」のような意味合いで使っています。

 

日によって「時間を守る」「廊下・通路を走らない」というめあてがマストになったり、

ファミリア活動の計画や作業の締め切りが近くなると「今日計画書を提出する」とか「○○のことを決める」など、目標がマストになったりします。

 

今、住まいるのマストは「無限マスト」です。

どういうことかと言うと、「決めたマストだけじゃなくて、いろいろなマナーを守っていきたい」ということらしいです。

マストについては帰りの会で確認をするのですが、

「今日は給食や掃除の時間を守れたので、無限マスト達成だと思います。」

「掃除もうまくいったしね!」

「しかもきれいにできた!」

「でも、給食のあいさつでつまづいちゃったなぁ」

「次はすらすら言えるといいね」

と、帰りの会で自己評価と自己評価をしています。

 

今年の住まいるは、あえて「決めない」という選択肢をたくさんとってきました。

「決めれば楽だけど、決まりだからするってなんかかっこ悪い。」

「決めればわかりやすいけど、決めないことで、もっと広い視野が持てる。」

最初は大変でしたが、今はその甲斐あって「気づける人」になってきました。