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大切なカマキリ
お部屋の1台のテーブルに4人の年長さんが集まっていました。
様子を見に行ってみると「今、カマキリにお水飲ませてるの」と、一匹のカマキリを見せてくれました。
テーブルの上には水が数滴垂らされていて、カマキリの口を水滴に付ける感じで水を飲ませてあげていたようでした。
でも、カマキリを見ると、明らかに弱っていて、全然動きませんでした。
『可愛がり過ぎてたくさん触っているうちに弱ってしまったかな…』
『水を飲ませて元気にしてあげようと思い一生懸命関わっているのかな…??』
一瞬のうちにいろんな考えが頭をめぐり、なんと声を掛けようか迷ってしまいました。
でも、今回はカマキリをいじめようとしているわけではない、一生懸命関わっているんだと子ども達の姿から感じられたので、「お水飲んだ?」「カマキリさんもお水飲めて嬉しいね」と声を掛け見守りました。
すると、「喉乾いてると思ってさ!!」「でも弱ってるから…家(箱)に戻しとく!」と言っていました。
生き物との関わり。その中での声掛けにきっと皆さんも悩んだことがあると思います。
子ども達の姿、その時の心を大切にしながら関わっていきたいです。