自由保育と聞いていますが、一斉に皆で行う活動もあるのですか?

あおば台幼稚園は、自由保育ではありません。
子どもを主体とした“子ども中心の保育”です。
子ども達が生き生きと生活するためには、何よりも自主性が大切です。
その自主性が要求されるのが特に自由場面での時間です。
好きな場所で、好きなことを、好きな友達と、好きな遊び方でするのですから、
自ら選択して行おうとする力が必要です。
それが自主性で、子どもを主体とした保育の基盤ともなります。

入園当初は不安で遊べない子どももたくさんいます。
徐々に、担任との信頼関係を築き、園にも慣れてくると、保育者の誘う遊びに入り、
仲間との出会いが生まれ、共に遊ぶ楽しさを感じるようになります。
その安定を土台に、皆でする活動や遊びが楽しくなり、進んで参加するようになります。
あおば台幼稚園では子どもの生活を、

「基底となる生活」(自由遊び、仲間との関わり、生活指導)

「中心となる生活」(クラスが1つの目当てに向かう活動、運動会など)

「領域別活動」(描く、歌う、作る、数、文字、自然など)

の三層構造として捉えています。

子どもの豊かな園生活を保障するには、バランスのとれた保育内容が大切です。
一日の生活の中で、一人で、皆で、グループで、一斉に、自由に、集中、開放など
多彩な保育形態がカリキュラムに盛り込まれています。
毎日子ども達が、どんな気持ちで園生活を送っているかということを
大事に考えながら保育をしたいと思っています。