自由保育は協調性やしつけなどが育ちづらいのではないでしょうか?

仲間と協調して生活していくと言うことは、社会生活を営む上で欠かせないことです。
しつけは相手に快い感情を持ってもらうための個人的なマナーですから、
人それぞれの価値観によって異なります。
一般的に公共道徳として用いられることから、相手側に立って物事を考えられる状況判断が
できるようになってから、しつけは身につくと考えるのが発達心理から見た常識となっています。
逆に、恐怖心から条件反射的に行動させるのは動物を調教するのと同じ発 想です。
協調性もしつけも大人が言ったことを頭で理解させることが、発達に適したやり方ではありません。
家庭にあっては親の影響を受けながら、幼稚園にあっては仲間とのかかわりから、
嫌なことに出会ったり、悔しいことに出会ったりしながら、葛藤を繰り返していくことによって、
時には我慢したほうがうまくいくということを体で覚え自己統制能力が育っていきます。
このようにして人と協調することや、相手への思いやりを体得していきます。
社会生活の適応はまず、仲間を受け入れる気持ちが土台となりますので、
特にあおば台幼稚園では仲間関係が生み出す育ちに力を入れております。