年齢の違う子と遊んだりしますか?

あおば台幼稚園では、年齢の違う子ども同士の交流をとても大切に考えて
います。年度初めに、3,4歳児は必ず5歳児とペア(3,4人ぐらいになることも
ある)を組みます。そして、毎日帰りに幼稚園バスに乗る際(または迎えの保
護者の方に引き渡すまで)一緒に手をつなぎ待っています。

ある日のことです。年長さん(5歳児)が、15,6人でなわとびをしていました。
とても楽しそうな様子に、年少さん(3歳児)2人が近づいてきました。
年長さんが「やりたいのね。並んで待ってて」と2人に伝えましたが、そこはまだ年少さん。
並ばずに待っています。年長の先生が「やる?」と誘うと、嬉しそうにやり始めました。
周りを取り囲んでいる年長さんは、ぶきっちょに跳んでいる様子
(全然“なわとび”になっていないのですが)を、皆ニコニコしながら見守っていました。
このように、自然なかかわりの中ではぐくまれる育ちが、どれほど今の時代に大切で、
貴重なものかを実感すると共に、今後も保育の中で学年を越えた交流が促されるよう、見て行きたいと思います。