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主体性ってこんなこと!

生活発表会の翌週、年長さんが、自分のやった劇ではなく他の子のやっていた別の劇をするという時間があった。

のぞいてみると、ステージに24名の子が上がっている。

担任は、音響とお客さんでそれぞれ一人で担当。

舞台上の子ども達の動きは驚きと感動に満ちていた。

舞台上の世界は、主体性そのもの。

全員の子が臨機応変に、大道具係、監督になっている。

決まった役割はないから、平たく言うと、全員が道具係で全員が監督だ。

 

セリフに詰まると、「こうだったよ」とか教え合っている。

 

 打ち合わせナシ!

 打ち合わせナシがどれほどスゴイ事かは、大人の自分と比べてみるとわかる。

大人は、話し合い、役割を分担して進める。というか大人になると打ち合わせもなく臨機応変に進めることはできるものではない。

それが子ども達にできるということは、毎日一緒に生活していてお互いをよくわかっているということだ。

そして主体性。この気持ちが基盤となっているからみんな楽しがってやれているのだ。

『そうなんだ、こんな風に子ども達をそだててきたのだった、、、』

 

改めて『あおば台でこだわって来たものは、これでしょう?』と見せてもらった気がした。