2018年7月の記事一覧

主語が違います。その意味、知っていますか?(7・8・9年生)

先日、模擬試験があって、

きのう、すこし国語の授業で子どもたちに聞いてみたんです。

 

「模擬試験の意味ってなんですか?」 って。

 

思っていた以上にちゃんと応えてくれて、

(教師がふだん伝えていることがちゃんと残っているなーと、感じられることもありました)

彼らの意見の中に、「現在の自分の実力を知るため」

っていうものがあって。。

 

たしかに、そうなんですよ!

でも、そのことをみなさん、本当に理解していますか?

 

 

よく、

「私は数学が苦手」とか「英語ができない」とか、いいますけれども、

 

ちがいますよ。

 

「いま、数学が苦手なだけ」だし、「まだ、英語ができない」だけでしょ?

 

 

「いま、数学が苦手」なのが、、いつの間にか

「わたし、数学が苦手」って思いこんでしまう。

 

いつの間にか、主語を変えてしまうんです・・・

 

 

 

…そう さいしょに思った(決めた)のは、、だれ?

 

おそらく自分自身ではありませんか? 自分でそう決めちゃったんじゃないの?

 

そんなレッテル(決めつけ)貼っちゃダメです!!

 

 

「いま、できない」ことと「私が、できない」こととは 全然違います!

だって、人間なんて、生まれたときは 泣くこと以外何もできなかったんですよ?

それを少しずつ、今ではいろんなことができるようになっているじゃないですか!

 

 

「いま、できない」を、できるようにしていくのが学習で、

「どうやって」を示すのが 教師の役割で、

 

あとはじぶん次第ですよ。

 

 

だから、自信なんて、あまり意味がないんです。

 

ただ、やる。

 

それだけです。

 

 

自信があってするわけじゃなくて、しているうちに自信がつくんです 。

(やる前から自信があるって言われても…そんなの当てになりますか?)

 

そして自信を持ちたいかどうか、それを決めるのも

やっぱり自分です。

 

 

学校で自信を「持たせる」ことはできるけれど、

その持たされた自信はまだとちゅうのナニカで。

 

そのタネ(可能性)を、

 

それをホンモノに変えられるのは、どこまでいっても、

やはり「じぶん」なんです。

 

 

だから自分を育てましょう。

 

だって、それはかけがえのないモノで、それこそ

自分にとっては他のなによりも、大切な事ではありませんか?

 

 

ほっといたら、もったいないですよ

大事にしないのは、正しいですか?