初等学部の理事長で、幼稚園の園長でもある港先生の熱い想い

2017年5月の記事一覧

子どもはみんな可愛い

昨日六本木にある新国立美術館へ行って、前年度まで美術関係を教えていた非常勤講師の宮崎みどり先生と、今年度より教員として小中学校で子どもたちに教えている長内夏希先生が出品している彫刻を観に行ってきた。国立美術館だから、ここに出品できると言うだけでもすごいなと思うけれども、宮崎先生は上から2番目の賞を戴いたらしい。長内先生がそう言っていた。素晴らしいすごい感性を持っているのだろうな。

その宮崎先生にお会いして会場を案内してして戴いたのだけれども、たまたま宮崎先生が現在教えている都内の中学校の子どもたちの話が出たのだけれども、青葉台の子どもたちの感性に触れ、とても素晴らしいものを一人残らず持っているということはとてもすごいことだと言っておられた。実は私もそう思っていた。今学校には現役の芸術家がいる。そう思っただけでも素晴らしい学校だと思う。

また昨日は中学校2年生の『進路宣言』が行われた。とても堂々として素晴らしかったらしく、ぜひとも見てほしいということなので、今日になって二人の宣言を聞かせて戴いた。確かに堂々としていて内容も地に足がついていて、自分たちの現況をよく把握していて見事なものだ。子どもたちの内面の発露なのだけれど、教師も子どもたちをよく見ているなと感心した。

幼稚園の年少さんの部屋へ行ったら、指を3本立てて『3歳!』と得意になっている。そこで『先生は何歳?』と聞いてきたものだから『68歳』と答えたら『ふーん』と言って、会話が途切れてしまった。同じように年中さんは指をぱっと広げて『5歳!なった』と言う。先生は?と言うので『68歳』と言うと『へー90歳かと思っていた』と言う。会話の中にふんだんに数字が出てきて数唱の練習だ。遊びの中で数の概念を身につけていく。非認知的なことの大切さだ。