初等学部の理事長で、幼稚園の園長でもある港先生の熱い想い

2010年4月の記事一覧

まずは幼稚園

まずは幼稚園のことを書く。朝から雨模様で少し肌寒い。三寒四温ではなく二寒三温のようだ。そんな中でも大勢の保護者の皆さんが幼稚園に足を運んでくれて、保護者会総会が盛大に行われた。前年度役員の皆様、特に卒園児保護者の皆様も積極的に足を運んでくれたことに心から感謝したい。ついこの前卒園したばかりなのに随分前のような気がした。多分新しい子が入ってきて、園内の雰囲気が変わったせいかも知れない。

 

いくつかの委員会があって、その委員会にみんなが所属するけど出欠は自由という、まったく拘束力のない決まり??の中で、それぞれに仲良く助け合って生活できたらいいなと思っている。何といっても不特定多数の人たちが仲良くできるというのは最高の人間の知恵だから、そうして笑ってすごしていただきたい。母親の笑顔それが子どもにとって一番の幸せなのだから。

 

小雨降る寒い朝の中、足を運んでくれたことに重ねて感謝します。「ありがとうございます」青葉台の保育と子どもの発達については、これからのクラス便りや園便りでお知らせいたします。個別な事項については園長又は副園長がお話を伺います。遠慮しないで下さい。よろしくお願いいたします。

 

5年生のクラスで初めて食事をした。1・2・3年生のクラスを回っていたので5年生のクラスがまったくよその家のよう。何が違うかと言うと、端的に言って会話の迫力が違う。大人のようなと言うにはまだ遠すぎるけれど、明らかに3年生とはゼネレーションが違う。食事中の会話が私の頭のすぐ脇を飛び交っている。うるさいのではない。闊達な自己主張が部屋中に充満している。伸び伸びとこんな生活ができていいな~とそう思う。

 

そういったストレスを持たない生活の持続が大切だ。脳を活性化させるからだ。だから5年生の授業の集中力はすごい。そのような子がたまたま集まったのだといったら身も蓋もないが、教師の力もあるのだろうが、子どもの目が黒板やスライドに突き刺さっていて微動だにしない。あの子ども達の迫力がまだ私の身体を包んでいる。甘美なしびれだ。