初等学部の理事長で、幼稚園の園長でもある港先生の熱い想い

2010年4月の記事一覧

まずは幼稚園Ⅱ

今日は第二幼稚園で父母の会総会があった。ーーーなぜ「まずは幼稚園」なのか。それはあまり初等学部にのっこみすぎて、幼稚園がおろそかにならないための戒めである。幼稚園も初等学部もどちらも100%の力を傾注することは当たり前のこと。是非ご心配に及びませんので安心してお預けください。幼稚園にしばらくいたから、初等学部でカルチャーショックにあっただけのこと、と言えどもそのショックはとても新鮮だ。

 

あの幼稚園での3歳児のポニャポニャプニャプニャした顔のところに、透き通った黒目の愛くるしさは、確かにこの世のものではない。神様や仏様の贈り物に違いない。大切にしないとバチが当たる。ホントのことだ。

 

242人中10人の委任状で232人の参加。この数字が驚異的だ。そこで新しい役員が決まった。前年度会長と今年度会長のご挨拶をフロアーから聞いていましたが、なるほど含蓄のある言葉が並んだ。保育者よりも保育者のようなところもあった。と言うより社会人として成熟に近いのかもしれない。私もしっかり勉強しないと追い越されてしまうと危機感みたいなものを感じたと同時に、あおば台はあのような素晴らしい保護者に支えられてここまで来たのだという、改めて保護者の力に感謝したいと心からそう思った。

 

子どもが脇にそれた行動や、家庭内暴力に陥る原因は主に保護者とりわけ母親の無関心を装う態度である。よくneglectと言う言葉を耳にするが、これがそうである。母親に子どもが言葉をかけているにも拘らず隣の奥さんと話し込んでいて子どもをおろそかにしてしまう。これもネグレクトだ。一度は子どもの話を聞いてあげればいいことだ。自分の意見を一方的に子どもに押し付けるのもネグレクトだ。あおば台ではこのネグレクトを一掃するように保護者の一人ひとりが少しばかり気に止めよう。

 

初等学部ではいよいよ3年生が書いた(設計した??)アスレチック広場の建設にかかる。期待してもらってもいいのだが、私が大将で手下なしだからなかなか進まないと思う。だが理想は遠大である。着実に少しづつ・・・。