初等学部の理事長で、幼稚園の園長でもある港先生の熱い想い

2015年7月の記事一覧

オリンピック後

ファミリアオリンピックは強行して行われたのではなく、天候は朝の模様以上には崩れないという予測の上で始まったものだ。結果的には最後までやれてよかった。ただファミリア独自の種目が、結構良いことをやっていたにもかかわらず、本校関係者にしかお見せすることができなかったのが残念である。とはいってもメインステージ以外の方にも見てもらうとなるとどうすればよいのかという宿題が残る。終わったばかりだから、次回のための話し合いの時間はいくらでもあるので、よくよく考えてより良いものを作っていきたい。

幼稚園の子どもたちの行儀の良さを多くの保護者からおほめの言葉をいただいた。幼稚園の保護者からも、初等学部からの保護者からも。とても嬉しいけれど、保育の実態が分からない人には唸るほど素晴らしいと言うように映るかもしれないが、それにはそうなる指導が行きとどいている。保育者の指導のお陰だと行ってしまえばそれっまでだが、まず初等学部に来るまでの何日かで、興味を惹きそうな話をして導入の部分を丹念にやる。年長だけの人数をひとどころにまとめて、15人前後の教師がひっきりなしに声かけをしているのだ。自分の両親よりも興味を惹くではないか。何処へ行っても、どのような場所でも『寄り添う』ということが定着している。

オリンピックが終わってからが忙しかった。あくる日の日曜日には翌日の午前3時までかかってあおば台・第二幼稚園・初等学部の三か所の予算書を作り上げた。今回は幼稚園の法の制度が変わって支出の法は分かるけれども、収入の方がさっぱり分からない。市役所自信がてんてこ舞いで、しっかりと理解している人がいない。そんな中で私たちに正確さを求めるのは酷ではないか、などとぶつぶつ言いながらだから時間がかかる。そしてその日の午前中(月曜日)には、グランドヒル市ヶ谷で全日の研修だ。この研修は自分で求めていったものだから全然眠くはなかった。

昨日は初等学部へ視察に、県の総務課から二人の係官が来て学校を見ていった。その中の一人は、幼稚園行政のベテランの方でよく知っている方だったので気軽に学校のすべてを見てもらった。総務課へは色々な情報が行っていて、私とお話をするときにも時折笑みを浮かべながら大変気を使ってくださっていた。そして『人数は大丈夫ですか?』即座に『気にしていません』と言ったら笑っておられました。小中学校の一貫教育が国会を通りました。これは初等学部を作る時からの私の要望でしたので、あとは県がどのような判断をするかであります。だがまだ書類は提出していませんが。これから水戸で知事との懇談会がありますので水戸へ向かいます。