初等学部の理事長で、幼稚園の園長でもある港先生の熱い想い

理事長・園長のちょっと言わせて

運動会は全部終わった

27日に初等中等学部のファミリアオリンピックが終わって、学園の運動会がすべて終了した。幼稚園の運動会はずいぶん待たされて、子どもたちの意識が高まったまま持つのかどうかということがとても気がかりであったけれど、保育者の努力や、ご家庭のご協力もあって子ども達の意識も切れることなく、のびやかに楽 しい運動会となった。今回は緊急的措置として平日に行われたが、幼稚園の運動会は何としても土曜日や日曜日にやりたいと思っている。それでも医者等職業に よっては休めない人がいるけれど、子どもとの思い出に残るのは親子とも運動会や、発表会などの劇遊びだろうと思っている。

平日にもかかわらず、お手伝いをしていただいた保護者の皆様には頭の下がる思いです。ありがとうございました。どこのご家庭の人も、どんなことでも子ども達の運動会を何とかしたいという思いは同じだと思います。親の気持ちに心を動かされます。感謝に堪えません。それにしても、10月ってあんなに長い雨になるんだっけ か?。

ファミリアオリンピックは面白い。まず人数が少ないものだから『お手伝いの保護者の皆さま、こちらに集まってください!』と係の保護者がアナウンスすると、観客席からぞろぞろと保護者が移動して、観客席に残っているのは、おじいさんやおばあさんだけになる。子どもたちはと言えば、 競技に出っぱなしで休憩時間なることがほとんどない。子ども達のことをそんな風に言っていたら、保護者から『保護者もそうです』と言われたが、それがとても和気あいあいとしていて、保護者のみなさんの温かさを感じる。一体感を感じる素晴らしいファミリアオリンピックだった。

運動会二つ

あおば台の年少の運動会と、第二の運動会二つ修了した。長雨に祟(たた)られてしばらく外にも出られなかったのだから、運動会が延期になるのも仕方がない。 それはあおば台だけではなく、その日に予定していたところも沢山あったろうから、私たちと一緒だ。保護者が沢山来ていて、親が近くにいるというだけで、子どもたちの心は躍るものだ。しかも自分の晴れ姿を見に来ているのだから、有頂天になってしまうのも無理からぬことだ。親子で平和な家庭の中ですくすくと育ってほしいと願っている。

ホリエモンが保育士の給料が安いのは、だれにもできる仕事だからだ。とか言ってツイッターか何かが炎上したと いう話を聞いた。それほど保育者の仕事について深く理解をしているとは思えないので、議論をしたいとは思わないが、マルクスのように労働イコール賃金とい うような考えばかりの人とは限るまい。

私は幼稚園が専門なので、幼稚園について言えば30年も前から日本の幼稚園行政は幼稚園教諭の安月給の上に成り立っているということを知事や文科省に訴えてきた。確かにあの当時から給料は安かったと私は思う。それは経営者の知恵が足らなかったのと、幼稚園教師というのはいいところの娘さんで、行儀見習いに奉公に来ているようなものだというような風潮があって、まるで武家屋敷のお嬢さんが幼稚園に働きに来ているというような時代錯誤があった。

それでも幼稚園教諭に憧れる学生が多く、募集の時期には溢れんばかりの応募があった。幼稚園教師になりたいと言う動機はと聞くと決まって『子どもが好きだから』『子どもの中で暮らしたい』とか『幼稚園の時の先生が憧れだった』が定番としてあった。給料がいくらだとか言うことが先に来るような低次元の話ではなく、自分がどう生きたいかということだった。大体この職業に就くときには今でもそういった気高さを持っている保育者が多い。ホリエモンは少し失礼だな。

今日は雨

雨が降りそうな気配が濃厚だったので、今日は運動会を入れなかった。また明日から二日間運動会が続く。雨が降らないことをお祈りしている。中国大陸からの帯状の白い雲が秋雨前線だがこれが途中で切れているので、しばらく晴れが続くだろうが、またしてもフィリピンの東海上で台風22号が発生したという。これが西に向き北上してくると弱弱しい秋雨前線が刺激を受け、またしても活気づく。そうなるとまた雨の日が続いて、弱い地盤などが崩れ落ちるというような被害が発生する。大雨が降ると小高い山のふもとでも危険だから、十分に注意してほしい。

希望の党が惨敗だと言っても、50議席あるのだから惨敗でもないだろう。小池さんの手法『排除する』といった言葉がかなりの不評で負けにつながったと言われている。しかしこれもマスコミの印象操作によるものだ ろう。このようなことをしょっちゅう言われたり書かれたりすれば、もっと誇大解釈して思わぬ方向へ流れることもあるだろう。なぜならば党派を組むには、同志的なものが必要だからそれにそぐわぬ者は排除されてしかるべきである。全く主義思想の違う者が当選だけを狙って党派入りする方が恥ずべき行為だ。

小池さんの知事選での活躍ぶりを見たら、それにあやかろうとする者が寄ってたかって小池氏を取り巻く。そういったことに多少の自惚れがあったのかもしれな い。そのようなことが見え隠れしていたのは確かだろう。それに嫉妬を感じたマスコミは今度は小池たたきをする。確かに希望の党で公認を出すときの顔は非常にこざかしく見えた。これからどうするのかが興味がある。

運動会

第二の年少の運動会ができた。第二の年少の場合は、全く延期もなしで全部外でできた。このところの天候では奇跡に近いことだ。考えて見れば幼稚園児の運動会 だから、それほど毎日のように運動会だけの練習などやる必要はない。オリンピックに出るとか、何かの大会に出るとなれば別の話だけれど、幼稚園の中の身内のお楽しみ会だから、演ずる側も見る側も楽しく時間を過ごすことができればよいと思う。ゆったりと、ゆっくりと慌てずに育てていくことが肝要だろう。

午前中で運動会は終わったが、そのときには日差しがあったけれど、今は空一杯雲で覆われていて今にも雨が降ってもおかしくはない。これからずっと晴天が続くと言っていたのに、気象庁も当てにならない。昔習ったものに観天望気というのがあって、空模様や、昆虫の動きや、空を舞う小鳥の動きで天気予報が出来たということがある。専門学的な話で、例えば風を背に受けて左手を前方斜めに差し出した方角に低気圧があるというバイスバロットの法則などがそうだ。鳥が低く飛んで虫をとっていると、やがて雨が降るというようなこと。

非常に原始的なものだが、昔の人はそうして確実に空模様の予報を出していた。 農家の人なら誰でも知っていたと言う。生きるために覚える学問というものは全く素晴らしいものがある。驚くことは他にもたくさんある。三角定規もないころから、大工さんは直角を出す方法を知っていた。曲線的な屋根などはどうして出来たのだろうか。今でも私たちは不思議の中にいるはずなのに、子どもたちときたら全く不思議がらないのが不思議。家族の会話の中で親が不思議がることをお勧めする。

台風一過

台風が過ぎた後は概して青空が広がるものだ。気持ちのよい秋晴れになったが、昨夜からの雨で園庭や校庭は、でこぼこしているところに水たまりが出来ている。 今週中に幼稚園も小中学校も運動会は終了する。幼稚園の子どもたちは、あまりにも待たされ過ぎたので運動会があると言っても気合が入るのだろうか。秋雨前線や台風などは天災で誰の責任でもないが、日程を組んだ私に責任があるように思えてならない。何とか子供たちに理解してもらいたいものだ。

今日は幼稚園も小中学校も自由登校や自由登園にしたけれど、今日の朝の風の強さを考えたらスクールバスを出すような気には誰もがなれないだろう。早めに決定したけれども、ご家庭の準備もあるだろうから、このような場合は早めの方がよいと思っている。だいたい大雪や台風のときには同じような処置になると思う が、ミサイルのときには休園、休校となる。しかしこの辺の地域は、災害の少ないところだとしみじみ思う。