初等学部の理事長で、幼稚園の園長でもある港先生の熱い想い

2017年9月の記事一覧

小池氏一色!

既存の野党の政党では自民党に立ち向かえない。そもそも政治家と言うのは、権力志向が強く自信家でないと務まらない。その点官僚機構と似ている。政治家は選挙によってふるい分けられるが、官僚は出世のレールに乗れるかどうかで生涯の自分の位置が決まる。人生は何もそれだけのことではあるまいが、その通りであるが、その道に足を踏み入れた瞬間から抜け出すのは入っていくときの労力の数倍も力が必要だ。経験はないけれども、まるでやくざな商売だ。

ところで『大義なき解散総選挙』などとどこかの野党が言いはなったら、それが独り歩きして、あたかも安倍総理を独裁者のように叫んでいるマスコミと一部野党 がいるが、解散は総理の専権事項で、どこの党が政権をとっても同じことが起こる。マスコミの印象操作とか言われるけれどなるほどと思う。先に言ったように政治家は権力思考の集団で、野党でもそれは変わりない。国会の質問など聞いていると、これが国のためなのかと疑いたくなるような与党への中傷質問ばかりが目立つではないか。それは与党をこき下ろし代わって政権を取りたいと言う願望がそうさせるのかもしれない。

大義のない解散総選挙などあるわけがない。野党にとっては政権をとる最大のチャンスであるし、飛躍を期待できる機会はこの時しかない。野党にとってはワクワクして選挙に臨むべきだろ う。小池さんも大義がないなどと言っていたけれど、内心こ踊りして選挙を迎えるのだろう。解散がなければ政界再編成もなかったろうし、希望の党も生まれなかった。自民党も大変な人を敵に回してしまったと思っているだろう。

私は新聞に出ていた希望の党の綱領だか、選挙公約だかを読ませてもらったが、みんな中途半端で確実に実行できるものか、または実行しようとしているのか疑わしい。いわゆる大衆迎合型の最たるものである。大体政治家でパフォーマンスの上手な人と言うのはポピュリストが多いものだ。もしも希望の党が政権を取ったら、民主党の二の舞で国を混乱させるだけだ。なにしろ日本の文化である『しがらみ』のない政治などと言っているけれど、選挙そのものがしがらみではないか。

ちょっとやり過ぎ?

年中さんの運動会の出し物で、何をテーマにしてやろうかというときに、土浦のかっぱ祭りでカリビアンの姿で踊ったのを思い出して、とっさに『カビリアン』がいいんじゃないという発言をしてしまったので、今日がその導入の日である。『海賊』という名詞は知っているけれど、『カビリアン』を知っていたのは20名弱であった。子どもたちから『海賊って何するのー?』という質問に、『海の上で悪いことをする人を海賊と言って、山で悪いことをする人を山賊と言うんだ』 というと『ふーん』と分かったような分からないような反応。

『その海賊が今大洗の海岸にいて先生の友達が海賊に会いに行っている』。『幼稚園を教えてくれと言われたら、あおば台を教えてもいいかな』と言ったら全員が『駄目ー!』と言う。『そうだよね。みんな可愛いからさらわれてしまうかもしれないから』これがいけなかった。怯えてしまう子が何人もいて、泣き出してしまう子もいる。『何故警察に言わないのか』と抗議のような態度で言ってくる子もいる。海賊たちの冒険や、体を鍛えている話をするつもりでいたが、意外な方向へ進んでしまった。

この時期は優美期と言って、かっこのいいものにものすごく憧れたりするが、同時に悪に対しては、恐れと戦うと言う正義感が強く芽生える時だ。顔を伏せて泣いている子もいるので、その処置にほとほと困ってしまったが、保育者にバトンタッチをして私は引きさがることにした。その後年少さんの部屋を巡回して、帰りに年中さんの集まっている部屋を覗き『がんばろうぜ!』と大声を出したら、子どもたちは『おー!』と右手のこぶしを突き出して答える。こんなもんだ。

今度の衆議院の総選挙 で、民進党は解党するか消滅してしまう。小池都知事の『希望の党』が立ち上がって、その人気にあやかって民進党が合流すると言う。何と節操のないと誰しも 思うが、代議士は当選しなければただの人だから、なりふり構わずに選挙に突入して行くしかない。分からないのは小池都知事が総理を狙うならばこの選挙に出馬しなければならないだろうに、本人は都知事のままでいると言う煮え切らない態度だ。自民党にとってはいつになく厳しい選挙になりそうだが、国政を任せら れるのは自民党しかいないだろう。

授業の形態

教師の板書を忠実に書き写す授業。これは私たちが受けてきた授業の形態で、最近ではこのような一方向だけの授業というのは少なくなってきているだろう。暗記をするということに主眼が置かれていて、よく言われてきた詰め込み式授業である。activeーlearningが声高に叫ばれてきてからは、双方向的な 授業が行われるようになったと聞いている。けれども現場の教師からは、子どもたちの能力の差が著しいので、全体で双方向にクラスの授業を進めるのには難があると言った声が聞かれる。

そもそもクラスというのは、授業中になれば教師と子どもたちとしかいない。双方向にやり取りするというのが全く自然ではないのか。だがそうは思っても教師像と言うの古くからあって、そう簡単に古い体質の教師像を打ち壊していくのにはかなりの労力が必要だそうだ。 善意に前向きに色々苦心されて、今までの殻を打ち破ろうとしている教師もかなりの数いそうな気がする。前の体質が悪いというのではなくて、脳科学的に考えても授業参加型の方法が、学習の動機付けには適しているのは周知の事実である。

activeーlearningを取り入れた授業が、最近になってよく言われているけれども、もちろんその授業における学習は研修会としてやってはいるけれど、この学校では創立以来そうした授業形態で進めている。それに体験学習を第一に考えていて、脳を働かせるけれども、同時に手足でも考えさせる。今日は日曜日に機械で刈り取った稲の残りをみんなで刈り取っ て、オダカケに収めた。こうした体験が、やがて血となり肉となって、生活の知恵となっていく。時間はかかるかもしれないけれど着実に進んでいく。

稲刈り・幼稚園はバザー

9時から稲刈りをするというので朝から小中学校へ行ってきた。近くの農家の人にお願いをして、子ども達が刈るところだけを残してコンバインで刈ってもらった。農家の人は朝が早いから、少し早めに学校へ着いたが、すでにファームファミリアの先生が来ていて、田んぼで待機していた。日曜日だというのになんか申訳ない気がした。コンバインで刈るととても速い。機械の近くで刈るところを見るのは初めてで、機械そのものが流れ作業になっていて、籾だけを収穫していく素晴らしさに感動した。

しばらく見せてもらって、今日は第二幼稚園でバザーがあるとので、幼稚園へ急いだ。とは言っても、幼稚園へ行っても何もやることもなく買い物をするだけのことだが、これがまた食べモノばかり見て回って、焼きそば2個、団子、寿司パック、おにぎりパックと、これではダイエットは無理。おいしいものだからパクパクと食べてしまう。それにコーヒーもおいしかった。たくさんのブースがあって全くありがたい。

中国と北朝鮮の貿易が増えていると言う。その詳細については知る由もないが、確かに抜け道がある。ロシアは全く無視しているようで、自国のことだけを考えている。こんな所とうまく外交をしなければならないなんて、政治家は大変だ。それともう一つ。ロシアの建設を請け負っている日本の建設会社では、北朝鮮労働者を使っているそうで、決済はすべて日本円らしい。これは一体どうする。

麻生財務相が不穏なことを言ったと、左翼の結構な餌になっている。なるほどなと思うのは、話のある部分だけをもぎり取って拡大解釈や、誇大表現すれば大変な問題になる。北朝鮮が韓国に攻めてきたらたくさんの避難民が 日本にやってくる。彼らは武装しているかもしれない。その時にどうするのか。警察に任せるのか、自衛隊が出動するのか、だれが食い止めるのか『射殺』ですか。といったところだ。麻生さんの一流のレトリックで、大変な問題だから真剣に考えなければならないという示唆を与えるときに良くこのような極端な表現をする。そのほうが聞いている人たちは『はっ!』とするではないか。マスコミ相手ではこのようなことは言わない。麻生さんは陰険ではなく、腹に溜めない正直な人なんだ。

政治とマスコミ

衆議院の解散が決まったらしい。10月22日に新しい議員が選ばれて、晴れて議事堂に登壇する。与野党の攻防などともっともらしいことを並べて、各党の主張 なども織り交ぜて記事には出ているが、国会議員の先生の最も恐れているのはマスコミのすっぱ抜きだろう。いわゆるスクープと言うものだが、こんなことで国の根幹が揺れているのでは、恥ずかしいのではないか。またこのようなことを鬼の首を取ったようにはしゃいでいるマスコミの程度の低さには、まったく閉口せ ざるを得ない。

既成政党の中で、北朝鮮の祝賀会に出席した売国奴の党籍について、マスコミを通して謝罪もしくはその顛末を報告する義務があろう。何もない時期ならいざ知らず、日本の国が危機にあるときだから、きちんとするべきであろう。しかしマスコミは左傾が多いせいか、日本の左傾政党の批判は殆ど書かないのが現状のようだ。こんなことで電波を使った国民に本意を知らせる報道ができるのだろうか。

自民党にいた若狭という衆議院議員が、東京都知事に脅威的な強さで当選した小池知事を頭に、新党を結成し、民進党を離党した議員を取り込んで新しい政党を模索しているらしい。一時しのぎのポピュリズムに陶酔して、何か出来そうな期待感は持たないほうが良い。国を憂うる志士としては、その時の人気にあやかって政党を組むなどはもっての外。そのようなコバンザメの生き方ではすぐに消滅してしまう。小池さんに頼むのではなくて、小池さんが来るような政党にしなければ、魅力はない。

人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ

人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ。ロバート・フルガムの有名な本の一節である。彼は職業を聞かれると『哲学者』と答えていたというけれど、なるほど読めば読むほど含蓄の深い意味が並んでいる。もうあれこれ27年も前に出た本であるが、その当時私は全くこの本に気付かなかった。数年前に全日本幼稚園連合会であった友人に紹介されたものだ。改めてこの本を手にしてみると。哲学者でありエッセイストでもある。さわりの部分だけでもここに紹介しよう。

何でもみんなで分け合うこと。
ずるをしないこと。
人をぶたないこと。
使ったものは必ずもとのところに戻すこと。
ちらかしたら自分で後片付けをすること。
人のものに手を出さないこと。
誰かを傷つけたら、ごめんなさい、ということ。
食事の前には手を洗うこと。
トイレに行ったらちゃんと水を流すこと。
焼き立てのクッキーと冷たいミルクは体にいい。
釣り合いのとれた生活をすることーー毎日、少し勉強し、少し考え、少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして働くこと。毎日必ず昼寝をすること。
おもてに出るときには車に気をつけ、手をつないで、はなればなれにならないようにすること。
不思議だな、と思う気持ちを大切にすること。発泡スチロールのカップに巻いた小さな種のことを忘れないように。種から芽がでて、根が伸びて、草花が育つ。どうしてそんなことが起きるのか、本当のところは誰も知らない。でも、人間だっておんなじだ。
金魚も、ハムスターも、二十日鼠も、発泡スチロールのカップにまいた小さな種さえも、いつかは死ぬ。人間も死から逃れることはできない。
何よりも大切な意味を持つ言葉。『見てごらん』

あえてコメントする必要はないだろう。今日の学校説明会で、この話をした。幼稚園でも、小学校でも、人生の出発点ということでは同じことだ。

またやったか北朝鮮!

6時57分に北朝鮮西海岸近くからまたもや日本の上空をミサイルを飛ばした。Jアラ-トが鳴ったのは7時7分ごろ、その頃はもう北海道上空を通り過ぎて行った。14分には北太平洋上空に消えた。日本も多分アメリカも北朝鮮がこんなに早く原爆を保持し、ICBMを開発できるなど思ってもいなかった。北朝鮮を甘く見ていたという失敗がある。その陰には核不拡散と核の縮小で核関係の科学者がロシアから大量に北朝鮮に流れたという噂が絶えない。それについてはロシア は何のコメントも出さないし、米国もそれらを突っついたりしない。そのカードはいつ切るのか興味がある。

『オオカミが来たぞー!』と叫んで面白がっていた少年は、今度は本当に来た時に誰も助けにきてくれなかった。これと同じようにしょっちゅうJアラートが鳴っていると、誰もミサイル攻撃が あった時に逃げたり隠れたりすることができなくなってしまう。北朝鮮は核を持ったことから鼻息が荒く、日本を取るに足らぬ四つの島を海に沈めてやる!と脅している。左翼系の学者の話を聞いていると、悪いのはアメリカや日本だみたな言いかたである。多分彼らが日本をつぶしてしまうのだろう。

おりしも北朝鮮の高等学校が高校無償化の対象にならず、また補助金も受けることができなくなった。裁判所前では『なめるな!』とか『いつまで私たちを差別すれば気が済むのか!』というような怒号が渦巻いていた。何を言っているのか。彼らは北朝鮮総連の傘下にあって、私たちの税金を本国に送金してしまうおそれが100%あるではないか。ならば本国へ帰ってカリアゲ君を諫めてくれば良い。ここは日本の国だから日本の法律に従って、負けた時には不当判決などと言わ ないで静かに従ってほしい。

今回の発射で米国はどう出るのか。日本の上空を飛んでいても日本は『断固として容認できない!』最高に強い言 葉で抗議すると言っている。決まり文句だから小学生でも覚えてしまっている。第9条があるから日本は手出しができない。どこの国でもこれだけのことをされ たら宣戦布告と同じだろう。相手国基地攻撃を可能にするだけで、彼らはミサイル発射を躊躇するはずだ。子どもたちの誇りのために、子どもたちの命を守るた めに、子どもたちの未来のために強い品のある国にしてほしいものだ。

またまたショック!

北朝鮮には白頭山偉人称賛国際祭典というのがあって、8月15日祖国解放記念日に合わせ、世界61カ国から金正恩委員長を称える人士240人を北朝鮮に招待して開かれる。そこに日本人数名も招かれたらしい。日本代表として招かれたのがなんと、元社民党国対委員長日森文尋氏である。その人が堂々と平城の国会議事堂で演説した。以下その内容である。

『朝鮮人民は、金正恩委員長の卓越した指導によって一心団結し、核武力建設を発展させ、米国を対話の舞台に引きずり出す決定的な力を保持されたことに敬意を表します。またICBM火星14型の試射を成功させたことは、この力をますます確固たるものにしました・・・・』というものであった。この記事を書いた記者 は朝鮮労働党の幹部のような錯覚を覚え耳を疑ったと書いている。もう一人民主党野田政権時代にいた法務大臣の平岡秀夫氏である。二人共に政党の要職、あるいは国家の要職にあった人だ。

極めつけはミサイルを開発する科学者や技術者たちとの対話集会で、平岡氏は聞きとして彼らの 説明を聞き『交流』していたのだったと書かれている。現職の国会議員ではないと言っても、このような日本の国の状況にある時、平気で北朝鮮を訪れ、核実験 を称賛し、北朝鮮の委員長を称賛し、少しでも日本のためにできたことはあったのかと首をかしげたくなる。日本の国会議員は何処の国のためにあるのか。全てがとは言えないが、民進党も社民党も解党して国民の前にひれ伏して謝罪しなければならないだろう。日本の恥だ!。

また日本の核武装を絶対に否定している人が、北朝鮮へ行っては核武装を発展させたことに、多大の称賛を北朝鮮人民に送っている様は、何と言い訳するのか。社民党や、民進党に聞いてみたいものだが、すでに国会議員を辞めたと言って取り合わないだろうが、多分党籍は残っているはずだ。日本国民として誤ったメッセージを送っていないか気がかりだ。変な人間がいるものだ。

ショック!

ホーキング博士曰く『人間社会はあと100年で終わる』と。いつだったかホーキング博士は人間社会は1000年続いて終わるようなことを言っていたけれども、 最近の世相から10分の一になってしまった。これはどう思いますか。全く希望のない社会ではないか。世界史をひも解いてみると、欧米列強国の植民地主義が帝国国家を築き、国を挙げての泥棒、強盗がまことしやかに行われて、一番他国の民衆を苦しめた国が世界経済を牛耳て、恥じることがない。正直これが今の世界だろう。

わが国日本は植民地主義ではなかったのかというと、日本もまた東洋では唯一の帝国主義国家であった。台湾や韓国を植民地としたけれども、欧米の植民地というのはその国の富を根こそぎ奪ってきてしまうものであったのと比べると、日本は民族同化をうたい差別をしないように気遣った。 そして電気を引き、教育を施し産業を興し、植民地以前よりもかなりの文化的水準を押し上げた。韓国などとやかく言っているけれども、日本が併合しなかったらどうなっていたのか。そういうと上目線だと言われるから言いたくないが、一言言ってやりたいものがある。

韓国に向かって話すことは沢山 あるが、この紙面に書くには2日ぐらいかかるだろう。インスタントラーメンの技術を無償で提供したのは明星出し、車の製造技術をこれまた無償で提供したの は三菱自動車だ。自分たちで作りだすと言うことが全くないものだから、こんなことを書きだしたら止まらなくなる。話を元に戻してホーキング博士は、北朝鮮を核保有国としたなら、核廃絶どころか核拡散になって地球の将来はないと言明しているのだ。そうなってしまうのだろうか。

北朝鮮問題どうなる?

北朝鮮問題を解決するために緊急安保理が開かれた。もう何回も決議を行っているけれど一向に北朝鮮は行動を改めようとしない。今回で9回目の決議だというけれど、中ロがすんなりとこの決議に従うかどうか極めて疑わしいのではないか。今回はかなりの部分が骨抜きになっていて、これで効果があるのだろうか首をかしげたくなる。北朝鮮に対する安保理決議はこれで最後だというメッセージが北朝鮮に伝わったのかどうか。この次はアメリカの実力行使になるということを暗に示しているのだろうか。

もしこのまま北朝鮮を核保有国として認知してしまえば日米安保は機能しないということになり、韓国も日本もアメ リカを信頼できなくなり、重武装国家に突き進んでいくことになるだろう。アメリカが韓国から軍隊を引き揚げたら、北朝鮮は必ず韓国を武力併合し、日本と対峙することになる。その後ろ盾になるのは中国とロシアだ。そのどさくさにまぎれて中国は尖閣列島を奪い取るつもりだ。ロシアは経済的に日本をうまく利用しようとし、北方4島に軍事基地を作り、日本の抗議など馬耳東風だ。なのに経済協力などと言って日本は今までにどれだけのお金を取られてきたのか。

外交は難しい。狐と狸どころではない。人間の顔をして、議論しているからどうにも始末が悪い。日本の国は一時も早く敵地攻撃をできるように法改正を行い、そ れに見合う兵器の研究を速やかに行わなければならない。戦争はだめなのは誰でも一致した意見であるけれど、日本の子どもたちが敵の凶弾に倒れたとなったら、黙っていられないだろう。それでも平和的解決をとか、外交でもって戦争を回避せよなどと言えるのかどうか。わが子が殺されたらどうするのか。命がけで子どもを守るのは当たり前ではないか。無責任な楽観主義が危険を誘うものだ。

入園説明会

土曜日には両園ともに来年度の入園説明会があった。第二幼稚園の場合には今日も説明会をしている。1日だけでは参加者が多くて処理しきれないので、2日かけてやることにしている。何百人来ていただいても入園できる人数は限られているので、入園に漏れてしまった人にはなんと言ってお詫びをしたらいいのか、途方にくれる。子供の発達をよく理解し、大切に育ててくれるような、そんな幼稚園を切に願っている。つくばは科学者が多く研究職を職業にしている保護者が多 いから、小学校の先取りをしている幼稚園に、保護者が集まるのではないかと勘違いをしている園もある。

あおば台幼稚園を選ぶ理由の大きなファクターとして『自由にのびのびしているから 』幼稚園の時ぐらいは泥んこになって、自由に遊ばせたいと言うのがかなり多くの保護者からのご意見として伺った事がある。 これにはちょっと首をかしげた事がある。自由にのびのびできるのは、子供自身にわだかまりがないからであって 、幼稚園にきたからそうなったのではない。そのように癖のない子に育ててきた家族の力である。また幼稚園に在籍している時だけ『自由にのびのび』していてもあまり意味がないではないか。その後の人生において『自由にのびのび』しなければならないだろうに。

隣の芝生

稲刈りがあちこちで始まったようで、そろそろ本格的になってきそうだ。第二幼稚園に行く時も、刈り取られた田んぼがあちこちに現れてきた。学校へ行くときにはわが校の田んぼを注意深く見ているが、近くの田んぼでは稲刈りがきれいに終わって、刈り後が線路のようにきれいに平行になっていて、機械で正確に植えられたことが物語っている。うちの田んぼの田植えは大体1カ月遅れで植えられたから、稲刈りもそのペースでやることになるだろう。気のせいなのか、心なしか隣の田んぼの稲穂の方が重く垂れさがっているように見える。

自分の家の芝生より隣の家の芝生の方が、碧く丈夫に生き生きと育っているように見えるものだ。とかく人はないものねだりが多い。自分の家の芝生は、文句も言わずに緑なし、人の目を楽しませてくれているのに、自分の家の芝生で我慢し ようではなく、自分の家の芝生の方がはるかに隣の芝生よりも勝っていることに気付いていない。わが子についてもそんなことがあるのではないだろうか。母親 が手を差し伸べると、無条件でその手を握り返し微笑んでくれるわが子が、とてもいじらしく愛おしいではないか。

明日は来年度の入園説明会である。初めて他人にわが子を預ける母親はどんな気持ちでいるのだろうか。あまり変な刺激を与えないように丁寧にお話ししよう。

子どもたちが帰ってきた

福島のブリティッシュヒルという朝から晩まで英語で話す学校へ、3泊4日の日程で語学研修に行ってきた子どもたちが帰ってきた。最初は緊張していて言葉も少なかったようでしたが、徐々に慣れてくるに従って単語をつなぎ合わせて自ら話す姿もあったとのこと。子どもたちは順応性があるからしばらくすると意味がわからなくても仲良しになれるし、感覚で話ができるようになる。私は今でも感覚でしか話はできないけれど、子どもたちは遊び感覚でいつの間にか言葉を覚えてしまう。

私は英語を覚えるためにどれだけ浪費をしたか分からない。どうせ最後まで続かないくせに何十万もするセットを買ったこともあるけ れど、今ではそれがどこへ行ってしまったのか分からない。もっと早いうちにやって置けばそうはならなかったかもしれない。青葉台は3年間だけグアムのセントジョンスクールと提携して語学研修へ行ったことがある。3泊だったけれど、1泊目は到着した日で、あいさつ程度で、2日目が1日中学校にいて語学研修になるわけだけれど、その時と比べたら、今回の方がはるかに料金も安いし中身が良いようだ。

グアムのときには私がコンダクターを務めたので、行きとどかないことばかりで子どもたちには申し訳ないと思っている。校長先生の教え子だと言う人が学校へ来て、低学年に英語のレッスンをしてくれたと聞いている。たまたま語学研修に行った時だったのでこれも何かの縁だろう。その人の旦那さんがJAXAで火星のことを勉強していると言っていた。これから その人が学校へ来て英語を教えてくれるといいなと思っている。私は火星の話を聞きたい。

北のカリアゲ君は戦争をしたがっているのかな。ア メリカは勝手にアメリカfastを唱えておいて、自分の都合で中ロに圧力をかけたところで、簡単には動いてくれないだろう。どこの国だって自分の都合のよいようにしか動いてくれない。日本もよく肝に銘じて、核三原則のバリアを解いて、もしも他国が我が国に危害を加えようとしたときには、それなりの被害をこうむるということを明示しなければなるまい。そしていざとなった時には、巨大な魚に食われないようにしなければならないだろう。

歴史が大きく動いている

ソ連が崩壊し、ソビエト連邦にくみしていた東側諸国がくっついたり離れたりして、国の名前が変わったりなくなったりして、大変な時代に生きていることは確かだ。東西ドイツが一つのドイツになったことで資本主義経済国家が勝利したことが明確になった。共産国家は亡くなって行くだろうと言うのが大方の世界の見方であったが、中華人民共和国と、北朝鮮人民共和国は、頑としてその体制を維持している。国連の制裁決議でも、アメリカにくみしない中国とロシアは冷戦時代の名残である。

北朝鮮が6回目の核実験を行った。それがレッドラインを超えたことなのだろうと思っていたら、まだそうでもないようで、韓国の大統領は対話を重視しているなどこの世に及んでまで言い続けている。何処の国でも韓国の了解をえないで、北朝鮮と戦争を始めることは出来ないと言ったことがアメリカを怒らせてしまったらしい。それもそのはずだ。北朝鮮は名指しでアメリカ本土やグアムに大陸段弾道弾をぶち込むと言っているのに、韓国の了解なしにアメリカが動けないなんてバカな話があるかということだ。

もう韓国のことでは世界があきれ返っている。日本との慰安婦問題について決着済みの話をまた蒸し返したり、捏造とたかりの三流国家であると世界に広げてしまった。日本はさすがに大人の対応をしているけれど、韓国経済がデフォ ルトに陥った時に日本の政府や金融機関が助けた。つい何年か前の話でそんな昔のことではない。もうスワップ協定は結ばないと麻生さんは言っている。でも日本人には『そんなこと言ってもなあ』という良さがあってそれが災いしているのだが、今度は本気のようだ。

今日は小学校の子どもたちと第二 幼稚園の近くにある雑木林のところで篠竹取りに行ってきた。それを使って色々な工作をしたいそうだ。想像は無限に広がるから多くのことに挑戦したらいいと思う。子どもたちと一緒にいると、本当に安心する。とてもよい時間だ。校長はやめたけれど子どもたちと一緒にいる時間はやめない。

保育園

学校法人塚原学園の保育園が出来た。学校法人に勤める保育者のものだが、企業と契約を結べばその企業の企業内保育所としての資格を得ることが出来る。また一般の人が入園する場合には、居住する地域の役所と相談する。幼稚園と直接契約を結ぶことはできない。何人かの保育者の子が続けざまに生まれたので、どうにかしなければならないと、半ば衝動的に作ってしまった。これからどうしていくのか分からない。保育所を経験した教師にこれからのことは任せていこうと思う。

昨日9月1日に開園した。二人の1歳児と2歳児が幼稚園の始業日に合わせて紹介された。泣くのでもなくベテランの保育者に、何だかんだと手を煩わせてキャッキャと騒いでる。可愛いのなんのって、本当の天使のようだ。このままでは世の中に出られないけれど、内面の屈託のなさなどは、このまま育っていけるのではないか。一応は1歳児は6人に一人の保育者が、2歳児も同じように6人に一人の保育者がつかなければならないことに法律ではなっているけれど、幼児はもっと少なくしないと保育者は大変だと思う。

無邪気で可愛いけれど、あの子たちは何の苦しみもなく、親の保護の中で育って行く。貧しい国の子どもたちは、歩けるようになると車道に立って物乞いをしたり、モノ売りをして家族の一助とならなければならない。現に私はフィリ ピンのマニラでその光景を目にしたことがある。誰を怨むものではない。怨むことさえ知らないでことさらに生きていくことだけを考えている。目だけが妙に強かった。彼らは将来に希望を持っているのだろうか。日本の子どもたちに話をしても多分理解できないがろう。

小中学校で恒例の『あおば祭り』があって、久しぶりにピザ釜を使ってピザを焼くと言うので、昼食に合わせて急いで学校へ来てみた。ところが祭りのおやつに出すので2時半ごろになるというではないか。仕方がないのでインスタントラーメンを腹に入れておいて、保護者のところへ行ったら、おいしいコーヒーと焼き立てのピザがあるではない か。すぐに食べさせてもらったが、さすがにおいしい。おいしいコーヒーの味が思い出したかのように喉を通って行った。今度は無料『あおば喫茶』をやろうか な。